■試合内容と結果(川本チーム)
予選リーグ一戦目
vs INAC多摩川
初対戦でしたが、良く耳にする名前に強そうな感じがする。どんなサッカーをするんだろうか、大事な初戦に若干不安(自分だけ?)を抱えながら始まりました。
が、子どもたちの入りは非常に良く、みんなが全力でボールを奪いにいく、そして特に教えてはいないパスが何故かやたら繋がる、しかもその方向は確実にゴールに向かっている、そしてあれよあれよという間にゴール前までボールが運ばれていく、ただ最後のツメが甘くシュートが枠を捉えられない。でも、奪う、運ぶ、繋ぐ、打つ、外すをみんなが全力でやり続けた結果、最終的には3-0で勝つことができました。
予選リーグ二戦目
vs 横浜かもめSC
一戦目からGKと前線の選手を交代して臨みました。
基本的には一戦目の勢いが残っており、みんな全力でボールを奪いにいくことができ、ボールを握れる時間も長く作れたのですが、いつも最前線でゴールを狙い続けるNo.9がGKになったことにより、前線での収まりどころ、ゴール前での受け手がいなくなり、いい形でシュートまで持ち込むことが出来ず、得点を取るのに少し苦労しましたが、何とか1-0で勝つことができました。
予選リーグ三戦目
vs GEO-X
ここまでの予選リーグの戦いを見た感じでは、対戦相手は明らかに強い
今回の大会で一番大きな山場でしたね。
球際強く、しっかり止めてしっかり蹴れる。更に丁寧に繋いで行こうとする意識も高く、身体的にも負けている。取り敢えずGKと前線の選手を元に戻し、本日のベストメンバーと思われる布陣で臨みましたが、いきなり先制され、さらに追加点も取られ2点のビハインド。10分一本の試合だったので、非常に厳しい状況に追い込まれました
ただ2点差になった直後、相手GKが前方に飛び出しているのを見たNo.10が、フィールド中央付近から思い切ってグライダーのシュートを流し込み1点差に追い付く。ここで子どもたちの顔つきを見ると、まだ気持ちは切れていない。自分も微力ながらベンチから必死に声をかけ続ける。すると、試合終了間際、頼れるキャプテンNo.18が優勝に臨みを繋げる同点弾を叩き込んでくれました!結果2-2の引き分けで暫定1位を確保することができました。
予選リーグ四戦目
vs ACラゾーレ
本日主催者チームとの対戦です。10月に一度TRMをしており、その時は勝つことが出来たのですが、たった一ヶ月でこんなに変わるのかと思うぐらい進化しておりました
どんな指導をしているのか、凄く気になる。そして子どもの成長の早さに驚かされる一戦となりましたが、何とか1-0で勝つことができました。
予選リーグ五戦目
vs 横浜栄FC
予選リーグ最終戦です。
ここまで良い感じで戦ってこれたので、この雰囲気で進めば結果は付いてきてくれると信じて、敢えて予選の星取状況は確認せずに臨みました。ただ対戦相手も非常にタフで、みんなが勝利に向かって最後まで諦めずに戦ってくるチームであり、最後の最後まで気を抜けない戦いになりました。
結果は終了間際に、GKから今日一番の早いスローからカウンターが発動し、1-0で辛うじて勝つことができました。
相手チームの中でも特に強い気持ちで戦っていたNo.10が、最後の最後に点を取られ、終了のホイッスルと同時に悔しさのあまり泣いていた姿がとても印象に残る試合でした。こういう選手が、この先もきっと凄いスピードで成長していくんだろうなぁと思いました。
順位決定戦(1位決定戦)
vs AC等々力
U8がU7の時に何度かTRMをしていただいたチームとの戦いになりました。
過去の対戦から一年以上が経っており、子どもたちは余り覚えていないようでしたが、当時も何とか五分五分ぐらいの感じでやらしていただいていた記憶があります。
ただ、やっぱり子どもの成長は早く、恐らく置かれている環境や指導者の力も合わさっているのでしょうが、こんなにサッカーをするようになったんだぁと感心させられました。
ただ、ウチの子どもたちも、しっかり成長した姿は見せてくれました。
結果は2点先制した後に、相手のスピードスターに完全に振り切られて1点を返され、その後GK(No.6)の活躍で何とか凌ぎつつ、試合終盤にかけて嫌な雰囲気が漂う中、冷静なゆうごコーチがベンチから適切な声かけをして、子どもたちを落ち着かせ、何とか2-1で勝ちきることができました。
この試合で優勝が決まったのですが、特に印象に残っているのは最終順位9位で先に試合を終えていた澤田チームの子どもたちが、目一杯の声で応援してくれたこと、そして試合終了後、最高の笑顔で川本チームに駆け寄ってきてくれたこと、本当にチームみんなの一体感を感じることができた最高の瞬間でした。