卒団生の保護者から連絡を頂き観戦に弊チーム代表と会場入りする。
卒団から2年半ぶりに観る彼等は本当に頼もしくなっていた。久しぶりに保護者とも会話出来てお互いの近況報告したのは愉しかったですね。
試合開始前のアップは互いのチームの気合がビシビシと伝わってくる!
それはそうだ。。。
麻生区対決でお互いに知ってる者同士だからこそ、負けたく無い。そんな想いが会場全体に漂い試合開始の笛が鳴り響く!
麻生中は丁寧にビルドアップしギャップを創出しそれを突く。強烈な2トップが更に脅威を与えるチーム。
ただ、タイトルが取れず苦しみ抜いて来た事も有る様だ。卒団生はNo.1/No.23/No.27/No.18の4人出場。
金程中はサッカー経験者も多く悪くないチームでは有った様ですが、組み合わせやらで中々上位に食い込む事が無かったが、今大会はノーシードから勝ち上がり初の決勝戦進出。卒団生はNo.7/No.9/No.10の3人出場。
開始早々はお互いの探り合いで少し大味でしたが、先に主導権握ったのは金程中だった。
ビルドアップからハーフライン付近へ縦のボールが入るタイミングで連続的にプレッシャーを与えて中々エリアまで運べない。麻生中No.18のボランチが慌てずリズムを作り出すが波に乗せない金程中のハイプレス。。。
そんな中、ハーフライン近くでのセカンドボールを拾った金程中No.10が右サイドが幅を取り麻生中DFの背後を取れるポジショニングを見逃さず素晴らしいロングパスを通すと右サイドをエグり迷わずシュート!
角度的には厳しそうでしたが、想いのこもったシュートはネットを揺らす!ゴォ〜〜〜ル!
前半に追いつきたい麻生中ですが、No.18がリズムを作り、No.12が時間を作り攻撃に変化を与えてフィニッシュまで持って行くが金程中DFが身体を張って守る!
前半終了。。。
隣に居た中学生が解説しているが、どうやら麻生中は後半に滅法強く、金程中は体力的に厳しくなる後半15分辺りが課題の様です。
後半開始、麻生中はベンチの声も慌てず丁寧なビルドアップをする様に声掛け。
少しずつ麻生中へ主導権が変わって行くのが分かる。
苦しい時間帯が続くなかで与えたCK。
キッカーはNo.18で、GKに向かって行く『巻いた』ボールは絶妙なところへ入れる。ゴール前の混戦に掻き出したい金程中、押し切りたい麻生中。
混戦の中からGKの少し横に転がるボールに反応したのは麻生中No.27?!持ってる男は違う。
キッチリ流し込み同点ゴォ〜〜〜ル!
流れが完全に麻生中に傾く。。。
課題の体力が落ちた頃は波状攻撃を受けるが、麻生中CFが決め切れず、金程中GKがファインセーブで凌ぐ。
必死に凌ぎながら少ないチャンスが到来。
麻生中が少し前がかりになった時にショートカウンター発動!金程中No.7がボール保持し覗いた瞬間にNo.9が動き出し、絶妙なスルーパスを通す!
タイミング、パスの質も最高レベル(少しチップキック気味でバックスピン掛けてた!)がNo.9へ。
No.9の冷静なファーストタッチが全てだった!
冷静に流し込み逆転ゴォ〜〜〜ル!
真福寺FC出身2人の息の合ったコンビネーションで逆転に成功する。
焦りが出そうな麻生中ですが、これまでの経験からか自滅する事なくキチンと丁寧に繋ぐサッカーを徹底する。凌ぐ金程中。迫る終了時間。
諦める事無くボールを落ち着いて繋ぎちょっとした『気の緩み』を見逃さず右サイドに展開し突破を図る。DFを振り切りセンターリングがゴール前に上がる。飛び込んだ麻生中No.27が身体に当ててネット揺らす!ゴォ〜〜〜ル!起死回生の同点ゴールに麻生中盛り上がる!
このまま同点で延長になるのか?と言った雰囲気だった。残り時間も無いが勢いそのままに麻生中は攻める。ほぼノータイムでGKとDFの間にロビングボールを入れる麻生中CFが反応し交錯しながらもゴールへ流し込み逆転ゴォ〜〜〜ル!!
そして、程なく終了の笛が鳴り響く。。。
両者力を出し切り、走り切った結果は。。。
金程中 VS 麻生中
前半 1 : 0
後半 1 : 3
合計 2 : 3
麻生中優勝にて幕が降りました!
ジュニア年代は同じチームで切磋琢磨した仲間と決勝の舞台で互いをリスペクトしながらも『負けたく無い』の意地の張り合いは本当に感動しました。
有難う!次は受験だな!そっちも頑張れよ!
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